日曜日の午前中、小学校の運動会を見に行きました。
知りませんでしたが、赤組・白組そして青組の3組に分かれての競技です。
たくさんのお父さんやお母さんたち、そして敬老席もいっぱいでした。
80m走、100m走、玉入れ、子供たちはみんな真剣です。
それぞれの応援も練習してきた成果が現れているようです。
高学年の騎馬戦になりました。
その大将戦は迫力のある競技になりました。
大将が帽子をとられればその組は負けになります。
私は赤組を応援していました。
終盤に勝ち残ったのは、白組と青組合わせて約8騎に対して赤組は大将の1騎を残すのみとなりました。そこで「残り時間1分」とアナウンスが流れました。
このままでは赤組は残り数で負けてしまいます。
そこで赤組の大将が指示を出しました。なんと敵陣地へ向かっていったのです。
無謀な行動のように見えました。誰がみても勝負は予測できそうなものでした。
応援席からも「わーっ」と喚声がおこりました。
赤組は敵に囲まれて悪戦苦闘していました。
しかし、敵大将1騎に目標をしぼった作戦が成功し、最後は青組大将の帽子をはぎ取って優勝したのです。
赤組応援席がわき上がりました。大歓声です。
そして、白組・青組応援席からも大きな拍手です。
・・・ ・・・ ・・・
デジタルカメラのファインダーが涙で見えなくなるほど感動的なものでした。
先生と子供たちが一体となったすばらしい運動会でした。
今日はいつもより仕事を早く切り上げて、家へ帰りました。
そして赤組大将を務めた勇気ある我が家の長男をほめてやりました。
本人は「ケロッ」としていました。
少なくともお昼のメロドラマを見ているよりも心に訴えるものがありましたし、
まるでインディージョーンズの映画を見ているようにハラハラドキドキでした。
長野オリンピックで日の丸飛行隊が団体で金メダルを取った時ぐらいに感動してみたのですが・・・
この気持ちは理解してくれる人にだけ話すことにしました。
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